バレルエンドから、かなりファットでラウンドなテーパーの立ち上がりがあるダーツで
この手のシェイプは合わせるカットを間違えたら呪われた様に矢抜けが悪くなるのですが
そこは指の接地部分にしつこさを残さない大きなカットで見事に緩和されており
太さから来る握りやすさ、押しやすさがありながらも、リリースの難しさはほぼ感じません。
また、元々「Acuteありき」でデザインされたモデルだからか
Acute特有の扱いの難しさもバランスよく緩和してある、かなり秀逸な一本です。
強く握らなくても手に安心感をくれる太さと、力まなくても飛んでいくAcuteのシャープな飛びを兼ね備えており、
無駄な力みが生まれる部分をよい意味で脱力させてくれます。
「DMCは変なものは作らない」と断言しても良いのではないかな?
とすら思います。 【 投稿日:2012-03-30 】