fusionモデルでも細かいシャークカットを持つM1。指がかりが非常に良いです。シャークカットならではの「食い付く」というイメージより「吸い付く」というイメージの方が合っているように感じました。シャークのなかにも平らな部分を持たせてることでリングカットとシャークカットの良いトコ取りをしているのでは?
またM1はRSとは違いカットを押して飛ばしてやるバレルだと感じました。fusionの飛びのよさに加えカットを押せるので細かいコントロールもつけやすいです。本当は良くないのですが、リリースが送れても指で送ってやることでダーツが垂れずターゲットを捉えられました。そのおかげでクリケットなどでトリプルを狙いやすく感じました。
バレル自体もエンドまでカットが入っていることで様々なグリップに対応していると思います。またトップ(ティップ部分)を絞ってあるのでティップに指をかける方、トップに縦溝が入っているのでトップに指をかける、乗せる方にも向いています。
チタンのカラーもカットが細かいおかげでRSやEVOよりは持ちがいいです。
ただ典型的なトルピードバレルなのでフロントが太くグルーピングに多少不利です。ロングティップやスピンシャフトなどマテリアルでカバーしたいですね。
またカットが最後まで入っているのでスリムシャフトを使うとエンドが削れてきて通常のシャフトに変えると削れが邪魔になることもありますので注意した方が良いです。
値段は高いですが完成度も高くデザインもばっちりです。押せるバレル。飛ぶバレルが欲しい方は是非試してみては?