ノーマルコンドルから乗り換えです。
結論から言うと「とても良いティップ」ですが、少し癖があります。
・とても長い。
一本出した時点で「なんかでかいぞ」とかなりのインパクト。
長いが故に指をかける人は落ち着きます。
・刺さり方が独特。
刺さった時の角度で上下左右に「びよよーん」という感じに揺れます。昔の猫×鼠アニメによくある表現みたいな感じです。揺れ方で刺さった角度がわかるので、ちゃんと飛ばせてるかを確認するにはいいでしょう。神経質な人や調子の悪い時はその揺れ方が気に障るかもしれません。
・とても抜ける。
ノーマルコンドルはがっつりボードに食いついていく為抜くのに苦労しますが、こちらはすぱっと抜けてくれます。アウトボードだと多少きついかな、という感じ。セグメント交換したてのまっさらボードにはかなりがっちり食い付くので、刺さりが甘いというわけではないようです。
・どのボードにもいける。
セグメントの状態が悪い事で有名な某大手アミューズメントのライブ2でもばっちり刺さります。家ボードは残念ながら環境がないのでわかりませんが、フェニックス・ライブ、どちらに対しても気持ちよく刺さり、気持ちよく抜けます。
・耐久性はノーマルに僅かに劣る。
アウトボードや弾かれで曲がる事は曲がります。長い分ノーマルより簡単に曲がる印象はあります。が、ノーマル以上に歪みの修正がしやすく、気にならない程度に元に戻す事は簡単にできます。そして、例によって全く折れない、緩まない。
ノーマルに比べると歪みが気になりだすのが僅かに早いですが、それでも尋常じゃない長持ちぶりを発揮します。
メーカーが主張する「伸びるように飛んでいく云々」「ボードが近く感じる云々」というような事は特に感じませんでしたが、総じてとても気持ちのいいティップです。
試してみる価値はあります。