村松プロが好きなのでRapier2 MG(sleek)に続き購入しました。
最初に投げて思ったのがグリップが今まで以上に確認しやすく、とても力も伝わりやすいと言う事。
今作で復活した「窪み」と、初代から継続して取り入れられてる「窪みのすぐ前の段差」、そして今作で初めて取り入れられた「バレル中央部の段差」。メインは窪みになると思いますが2カ所の段差も力を伝えるきっかけ、そしてグリップの目印として効果を発揮してくれます。あと最初は特にですが窪み内のテーパーに設けられたマイクロシャークがしっかり効いてくれますね。
また段差と段差の間がRapier2だと最大径が来るストレート部分だと思うのですが今作ではやや凹んでいるため、そこを使うと指を置くグリップの目印にもなりますし、凹んで細くなってるため指が触れても収まりが良く主張し過ぎないで好印象です(僕は使いませんが...笑)。
これまでのsleekのようにハードを想定し前を残しつつ後ろの穴をガッツリ深くして重心を後ろに持って来た仕様で、Rapier独特の伸びるような飛びになってます。すごく厳密に言うとRapier2のsleekとも違う飛びで、若干Rapier3の方が垂れにくく、でも飛ばした感じはRapier2のsleekの方がすーっと伸びてくれる感じがある為、個人的にはsleekの方が好みです。
窪みの形状的に第一関節や指先を使う人、また長過ぎはしませんがそれなりの長さではあるので3フィンガー以上の人が向いているのではないでしょうか。しかし段差や窪みなど力を伝えるきっかけ・グリップの目印がが逆にゴチャゴチャしている、抜けが悪いと感じる人もいるかもしれません。
バレルとしては大満足の☆5つなのですが、No.5が緩みやすい・中折れしやすい等の理由で☆4とします。
正直sleekが良かった(T_T)笑 【 投稿日:2014-06-30 】