再入荷でようやく購入できて、10日間ほど投げ込みました。
ストレートバレルというと、一般には上級者向けという印象だと思います。
さて、この浅田選手の移籍第1弾のモデルですが、最初に触れた印象としては、かなり特徴的で、合う合わないがはっきり出るのではないかというものでした。他に書かれている方もいらっしゃるように、ソフトには馴染みのない重量設定、そしてこのカットの見た目からそう感じたのだと思います。
その印象が結構強いので、私も最初は不安だったのですが、投げていくうちに重量に慣れ、カットへの違和感がなくなり、このバレルの飛ばし方がわかってきました。
浅田選手のスローを見てもわかりますが、飛ばすのに力む必要はまったくなく、バレルの重さを活かして腕を振るだけで、とても綺麗に飛んでくれます。また、その一連の動作の中で、指に伝わるカットの感覚がとても重要なのだということにも気づきました。
毎回のリリース(タイミング)の違いが指先でわかるのです。カットの製造方法や機能について詳しいことはわかりませんが、おそらくこのカットのおかげで、リリースした瞬間にそのスローの良し悪しというのが判断できます。そこから、「どのように指に触れ、リリースすると、自分の望む一投になるのか」ということを考え、身体に覚えこませるという練習ができるので、上達の指針にもなると捉えています。
10日間が経過した今、最初に抱いた「合う合わないがはっきりしている」という印象がより強まり、「合う人にはとてつもなく合う」という結論になりました。
とても楽、かつ自然に、長時間投げることも出来ますし、私個人としては他のバレルの移ることができないほどにハマってしまいました…(笑)。