元々私は、グルーピングとカッコよさを追求するために、超極細のロングストレートバレルを使用していました。
しかし、特殊なカットだったことと、カットが削れた部分を持つようなグリップだったため、次第に持ち方もグリップも分からなくなってしまい、スランプに陥ってしまいました。
そんな状況下の中、自分にしっくりと当てはまるバレルが何なのか、迷走してしまったときに、このWAYFARERに出会いました。
実は、前のストレートバレルを使っていたときに、試しに投げてみたことがあるのですが、当初は「こんな太いバレルは似合わないなぁ」と考えていたのです。しかし、持ち方とグリップに悩んでいた自分にとって、このWAYFARERが見事にジャストフィットしました。
真ん中のピクセルカットが、グリップポイントを明確に示してくれること。
最大7.4mmという太さが、持ったときに絶大な安心感を与えてくれること。
この2つが、自分の手にジャストフィットしてくれました。
樋口プロは、バレルの中でグリップが決まるようにと開発したものですが、自分のようなティップにも指をかけるユーザーでも、全然問題なく投げられるようになりました。
今までは「とにかく細く、とにかく直線に。」がモットーだと思っていた自分の考えが、このバレルによって大きく変わることになりました。
「ダーツは細ければ良いというものではない」というのを、このバレルに教えて頂いたような気がします。