今までの星野モデルは、PYRO1,2を含め、すべて
リリースのヌケの良さを第一に追求したモデルでし。、
そういった意味ではPYRO3は明らかに毛色が違います。
このダーツは、抜けの良さを追求した形状のダーツではありません。
ですが、ファットなサイズと力の乗るカットによって、
「グリップに全く力がいらない」ダーツになっており、
結果的にスムーズなリリースができるダーツになっています。
この独自のカットですが、かなりグリップ時に情報量は多いですが、
「余計な情報が五月蠅い」類の情報量ではありません。
また、抜けの良さを追求したダーツでないと言いましたが、
決して抜けないダーツではなく、むしろ形状とカットの存在感からすれば、
不思議なくらいスムーズにリリースできます。
しかし、形状からプッシュスローにも合いそうな見た目ではありますが
あくまでこれは星野選手のような「鋭い飛び」を想定したダーツなので、
手応えをドスンと押し込むようなイメージのスローイングより、
あくまでリリースを第一に意識したスローのためのダーツです。
余談ですが、商品ページにある星野選手のバレルに関するインタビューですが、
メチャメチャ中身のある内容です。
これだけ自分の使う道具に対してしっかりとした認識がある選手のダーツであれば、
買って正解が無い事はまずないです。