ディンプル形状なので、ホントによく飛び、安定しています
ゴルフボールもディンプル形状だから軽いスイングで安定してよく飛ぶ
1揚力
回転が強い場合、この揚力が飛距離に大きく関係してきます。
クラブで打ったボールは、回転しながら飛んでいきます。
上向きの回転(バックスピン)によって、ボールの上の空気の流れが下の流れよりも速くなると、気圧差が生まれてボールに上向きの力(揚力)が働きます。
ここでボールにデコボコがあると、空気が影響されやすくなってボールの上下の空気の速度差が大きくなり、揚力がパワーアップ。
ボールはなかなか落ちようとせず、遠くまで飛んでいきます。
2つめは空気抵抗です。
回転が弱い場合、この空気抵抗が大きく関係してきます。
ボールの表面にそって流れてきた空気は、やがてボールからはがれ(はく離し)、ボールの背後に、ボールに引っぱられて動く空気の領域をつくります。これがボールを後ろへ戻そうとする力(空気抵抗)となり、飛距離を落とすのです。
ところがボールがデコボコだと、空気の流れがボールの表面からなかなか離れないため、ボールに引っぱられて動く空気の領域も小さくなります。すると空気抵抗も減り、飛距離が伸びるというわけです
スローラインからボードまで
すごく距離が短いですが、ディンプルにはこんな意味があります