ゴーストシリーズはどれも人気ですが、僕が持っているのはこのゴースト3のsleekモデルです。
ゴーストシリーズはどれも高いカットの耐久性、番人が投げやすいスタンダードな形形状、先端部のカットがなく先細りのデザインが人気の秘訣かなと思ってます。
この「ゴースト3」は大きめのシャーク系のカット(ウイングカットというのかな?)が目を引き、一見かなりかかりが強そうに見えます。確かに新品で角が立っている状態だとかなりかかるのですが、角が慣れてきてからは見た目以上に抜けは良くなってくれます。それでいて前への推進力は逃がしにくいです。グリップした印象はゴツっとしてはいますが、個人的にはカットが大きく「面」を感じられるため、指とバレルの接地している「面」からも力を伝えられるって感じています。またゴーストシリーズの特徴の一つのリア部の立ち上がりは後ろから押す人には大きな武器ですね。グリップ時の指の位置を固定する役割も担ってくれていると思います。窪みバレルほどカッチリ決まらず、融通が利くのもポイントが高いです。もっというと接地面とカットの両方で飛ばせるので指先がベタつく夏場でも、乾燥してサラサラになってしまう冬場でも安定して投げられる気がします。
構造上グルーピングした際に角と角が接触しない&大振りでカットが完全に潰れることはないので、かなりカットは長持ちする作りになっています。長く使っても目視で「カットが潰れている」というのはあまり見られないかと。やはり同じものを長く使うというのは上達にも大切な事なので、個人的には長く使えるバレルというのは良いバレルの条件の一つです。
欠点が少なく本当におすすめのダーツです。
ゴースト3は2BA、sleek、No.5と3タイプから重心位置を選べるのもうれしいですね。
しいて言うならスタンダードなリング系や、マイルドなマイクロカットとは違うのでカット自体は投げる人によって好き嫌いは出てしまうことと、抜いて投げる人には合わないような気がするという点かなぁ。