なるほど、と思わされた商品でした。
フォームの構築において非常に重要な要素として
「動作の単純化」があります。
別にブルでもトリプルでも、入れるだけなら初心者でも何回か投げていれば入りますが、
それを「100回やって100回とも入れられるか?」と言うのがダーツと言うスポーツにおいて問われるところで、そのために
「100回やって100回同じように出来る投げ方」を作れるかどうかが
そのまま実力に反映されると思っています。
そして、何度も繰り返し同じように出来るためには、動作そのものが
「単純、かつ簡単なもの」であることが必要です。
が、それに反して、手首、手先、指先と言うのは
「器用に動けすぎる」ため、変な力みや意識までもストレートに反映して余計な悪さをしやすい部位です。
そのために、入るはずのものを外してしまったり、または外れるはずのものを入れてしまったりして
そこから正解がぼやけてフォーム全体が壊れて行くのは、良くあるパターンです。
そこに、こういうアイテムを使って、適度に固定して余計に動きすぎる事を抑制したり力みを抜く事、
また、ある程度圧をかけることによって、動かす動かさない、力む力まないの意識をフォーカスしやすくすることは
良いフォームで投げるためにとても有効だと思います。
使ってみて損はしないアイテムだと思いますよ。