独特なグリップ感があるバレルです。
普通の「カット」だと指に「掛かる」感じだと思いますが、これは細かいヤスリのようで「摩擦力を生む」感じです。なのでメーカーも nano 「グリップ」テクノロジーと表現するのでしょうね。
面白いのは、リリースの具合によっては指との摩擦で「シュッ」とという音と感触が発生すること。「リリースが正しいよ/間違ってるよ」と教えてもらえる感じです。
「掛かる」ことを好む方には合わないかもしれませんが、ヌルっとした外見を良い意味で裏切る、軽い力でしっかりと前に送り出せるバレルだと言えるのではないかと思います。
私はこのバレルに Fit の超ジュラルミンシャフト(スリム 4 番)と無地のフライトを組み合わせています。これによりとてもシンプルでクールな、機能本位の「武器」感が強いルックスに仕上がり、とても気に入っています。
近い重さのハード版が販売されていることも魅力的だと思います。私はこの 2BA 版に 4BA コンバーターを使ってハード版に重さやバランスを近付けて、ハードとソフトの両立を狙って練習中です。